今回制作した作品について
Residence Artist 05
2023.11.11 – 11.26
YOKO ICHIKAWA
2023年 サイアノタイプ、布、和紙
「言葉の海」をテーマに、サイアノタイプ( 日光写真 )を用いて作り上げました。和紙と布それぞれに露光し、重ね合わせた作品です。滞在期間中、ありがとうファームのメンバーやUNO HOTELのスタッフさんおよそ25名に瀬戸内海にまつわる思い出や想いをインタビューさせていただきました。皆さんの言葉を元にネガを制作し、布に露光しています。和紙には、海辺の波を映し出しました。また、UNO HOTELの空間に合うよう、特別なフレームを作りました。言葉と想いを積み重ねた瀬戸内海の姿を表現しています。
【青いあおいブルーの不思議】
2023.11.23
他のアーティストインレジデンスとは異なり、テーマがしっかりとしてわかりやすいだけでなく作品を寄贈できるとのことで、アーティストとしての実績を積むことができると思いました。また、岡山と宇野という2拠点での活動を通じて、さまざまな方と交流しながら作品を制作できそうだったため。
が残る非常に雰囲気の良い商店街でした。岡山駅からは少し離れていますが、商店街ならではの雰囲気がとてもよかったので、もう少し集中して滞在して様々なお店を見て回りたかったです。
皆さんは本当に個性豊かなメンバーが揃っていて、一人一人とお話できたことが最もよい経験となりました。活動中ずっと「“普通〟とは何か」を考え、ハンディキャップを個性として捉えることの大切さを実感しました。ワークショップの際、ハブラボのメンバーがどうしたら子供にとって楽しいワークショップになるか、積極的に意見を交わしてくれたおかげで、楽しめる内容になりました。
長期の滞在になると食事をどうするか考えものなので、毎朝の朝食(や昼食)のサービスは大変ありがたかったです。たまの湯も活用させていただきましたが、1日の疲れを癒すことができ、帰ってくるのが楽しみになりました。 直島の影響もあってか、毎日英語を聞くような環境でしたので、個人的に海外旅行感覚を味わえました。ホテルに滞在されている外国人観光客の方とお話しする機会もあり、思わぬ交流などもありました。UNO HOTELの共有スペースにいた時に、一般のお客様が「ありがとうファームのレンタルアートがとても素敵」とおっしゃっていて、自分のことのように嬉しかったです。
以前、数日滞在したことがありましたが船が絶えず行き来している港の発着場の雰囲気と海のある風景が美しく飽きることがなかったです。以前より海外の方が沢山来られているんだなと思いました。
ありがとうファームのご飯は非常に美味しくリーズナブルで知る人ぞ知る場所かと思いますが、常連客の方が多く、新規顧客が少ない気が印象でしたので、もう少しPRしてもっとたくさんのお客さんに利用していただきたいと思いました。
また、メディアが取り上げられそうな商店街ならではのイベントの企画も面白そうだと思いました。
瀬戸内エリアでは、コワーキングスペースがなかなか見つからず、カフェやホテルの共有スペースを活用するしかなかったので(ただし長居はあまりできず、場所を変えたり、岡山にわざわざ移動することなどもありました)、コワーキングがしやすい場所があれば、ワーケーションもしやすいと思いました。
自分の日常がアート作品に変わっていくなんて想像もしなかった。どんな作品になるのか楽しみです。
インタビューを受けました。市川さんの作品はとても印象に残っています。写真といっても、いろんな表現方法があるなと発見がありました。
普段は接客業務をしているため、アートや創作に関わることがないのですが、釣りが大好きなので、市川さんに海にまつわるインタビューをしていただいてとても嬉しかった。
Other Artist
実行委員会 株式会社ありがとうファーム 宇野港土地株式会社
助成 公益財団法人 橋本財団