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アーティスト30名が大原美術館で対話型鑑賞!そして…?

みなさんこんにちは!ライターろりちゃんです。

5月29日、ありがとうファームのアーティスト約30名が休館日の大原美術館をなんと貸切で見学しました!

その様子と、見学をふまえてのこれからをお伝えしたいと思いますのでぜひ最後までお付き合いください。

大原美術館のロビーに集まるアーティストたち。これから対話型鑑賞に向かうところ
実物のモネの庭から分けてもらったという大原美術館の睡蓮を見るアーティストたち
大原美術館の建物前で説明を受けるアーティストたち

 

今回の見学は大原美術館、福武教育文化振興財団、岡山大学青尾謙准教授の協力のもと実現し、

普段、障がいの特性によって多人数の中で鑑賞が難しい、あるいは作品や解説を全部見ようとしてしまいそれが鑑賞を妨げるといったメンバーも居るため、大変貴重な機会を頂きました。

 

モネの「睡蓮」の前でスケッチをするアーティストたち
ドーナッツのような形の抽象画で対話型鑑賞をするアーティストたち

 

初めはグループに分かれて対話型鑑賞を行いました。

この対話型鑑賞というのは複数人で1つの作品を見て

「これってどういうシーン?」「何が描いてあるのが見える?」「作者はどんな気持ちで描いたのだろう?」

など、各自の解釈や感じたことを自由に発言し楽しむ鑑賞方法で、

私の居たグループでは初めは暗い雰囲気に感じていた絵が穏やかなシーンなのでは?と考えが変わったり、1人でじっと作品を見つめるのとは違う楽しみ方ができました。

 

その後参加者全員でモネの「睡蓮」の対話型鑑賞をし、

後半は「睡蓮」と各自お気に入りの1枚を選びスケッチ。

 

現在その作品にインスピレーションを受けた新作を制作しており、

完成した作品は関係者・報道陣を招いて9月に報告会を予定しています。

 

選んだお気に入りの1枚について発表するろりちゃん
テレビ取材に応えるカナッペさん

 

当日参加していた馬場副社長は、

「自由であり正解・不正解のない意見感想を表現できる、日常ではなかなかない機会だったと思う。

 それを名画を通じて取り組めたのはすばらしい人生の財産になったのでは。」と答えてくれました。

 

大原美術館の分館をバックに自撮りをする河原名誉委員長と馬場副社長

 

現在アトリエではアーティストそれぞれの「睡蓮」とお気に入りの1枚からのインスピレーション作品がどんどん描かれていて、刺激を受けながら私も作品を制作しています。

どんな作品ができあがるのか、そしてその作品が活用されるかも!?という話もありワクワクしています!

ぜひ完成作品、そして報告会等楽しみにしていただければと思います。

 

ろりちゃんロゴ ピンクのリボンを模したデザイン
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